引用元: 【IT】気色が悪い「顧客に寄り添う」をやめないSIerに再度警告する

sagi_densuke_rojou_tobaku
1: 田杉山脈 ★ 2019/04/08(月) 18:34:10.86 ID:CAP_USER
日本の人月商売のITベンダーは「顧客に寄り添う」というフレーズが大好きだ。私からすると極めて気色悪い言葉なのだが、SIerだけでなく下請けITベンダーの経営幹部もよく口にするから、もはや日本のIT業界のアイデンティティーと言ってよい。

 最近もこのフレーズを聞く機会があった。富士通の社長交代の記者会見で、時田隆仁次期社長が「顧客第一で顧客に寄り添ってきた半面、自らアイデアを出しながら次のテクノロジーで顧客に新しい価値を届ける部分が不得意になってきた面がある」と発言したのだ。

この時田次期社長の発言の後半部分はまさに正確な認識だ。「自らアイデアを出しながら次のテクノロジーで顧客に新しい価値を届ける部分が不得意になってきた」のは富士通に限った話ではなく、国産コンピューターメーカー共通の大問題である。

 昭和の間は少なくともハードウエアでは、国産コンピューターメーカーは顧客に新しい価値を届けてきた。ところが間もなく終わる平成の30年の間に、新しい価値を提供する能力はどんどん失われ、ハードウエアやソフトウエア、クラウドを問わず、独自の製品サービスで顧客を引き付けて市場をつくれなくなった。

 その結果、国産コンピューターメーカーの主力事業はSIになった。つまり人月商売のSIerにビジネスモデルを変えたわけだ。ユーザー企業のシステム子会社を出自とする企業や、ソフトウエアの受託開発からスタートした企業の大半は、もとより「自らアイデアを出しながら次のテクノロジーで顧客に新しい価値を届ける」ことなどできないから、日本のIT業界は今や人月商売の一色に染まることとなった。

 要求に応じてシステムをつくる人月商売である以上、ユーザー企業からシステムに関する「ご用」を聞く必要がある。つまりご用聞きだ。SIerはもちろん多重下請け構造のIT業界では、下請けITベンダーも全てご用聞きとなる。業界を挙げてご用聞きにいそしむのが人月商売のIT業界の実態だ。

 で、「顧客に寄り添う」ことがSIerと下請けITベンダーにとって絶対的価値観となる。顧客に寄り添ってご用を聞いていれば仕事がもらえるからだ。変形バージョンとして「絶対に逃げない」というのもある。顧客の理不尽な要求などが原因でプロジェクトが大炎上しても顧客に寄り添い続けて、顧客の信頼を得ようという考え方だ。

 だから「顧客に寄り添う」あるいは「絶対に逃げない」と人月商売のITベンダーの経営幹部が口々に言うわけだ。私からすれば「気色悪いから客に寄り添うな」である。あえて気色悪いと罵倒するのには意味がある。「寄り添う」といった情緒的な言葉を使って、今の商売を正当化しているから先に進めないのである。
以下ソース
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00148/040300053/

2: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 18:39:32.50 ID:WKqAZMWG
売る方も客も満足してるならそれでいいだろ
他人の商売に口だすなや

7: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 18:50:48.53 ID:V/GiDYaN
マジかよ
改心しろよ Siri

13: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 19:10:23.42 ID:whCGtkPJ
例えばグラディウスのオプションが自機を攻撃するようなもの

16: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 19:28:37.86 ID:bMkqKeLZ
SIerの顧客に寄り添うは、なんでこんな仕様にしたんだと詰められた時に、顧客の要望なのでと言い訳するための仕込み。

26: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 19:59:05.97 ID:KReR4gbD
一番ムカつくのが安請け合いしてくるやつは大して苦労しない
こっちはなんでも言うこと聞かにゃならん
この間ムカついたから帰って見たけど特に何もおこらんかったから今度から帰るわ

31: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 20:17:31.58 ID:A197cIgX
個人的には顧客の業界知識を勉強しろというのが謎
IT屋はITの知識が武器なんじゃないのか?

36: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 20:43:42.45 ID:G5TlGNya
>>31
SEがシステムを作る為に、簿記やファイナンシャルプランナーまで取らされてバカみたい

経理や証券のシステムを発注する側が仕様をまとめてこいや

46: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:47:26.30 ID:q32FezG/
>>36
>経理や証券のシステムを発注する側が仕様をまとめてこいや

リアルにそういう意味の発言したSIerの営業が
次の定例ミーティングで抹殺されてて笑ったわ

125: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 13:49:10.95 ID:JrahQXA2
>>36
正論だけど、一般ユーザーが仕様をまとめられるわけないっしょ。常識で考えてさ。
なので、せめてユーザーのしゃべる業界用語くらいは理解したITの専門家(SE)が必要なんじゃないの。
その業界のプロになる必要はなくて、なんとなく相手の言ってることが分からないと、いくらプロのSEと言っても仕様はまとめられないし。

130: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 17:39:07.38 ID:WjE1Ljd3
>>125
今時は一般ユーザが仕様をまとめるんだよ。

↓はライフネット生命のシステム構築に関する記事だけど、
今時は大手でもこれに近いシステム開発をしている。
>切ること、捨てること、はとても難しい。それを、やりたいのです。
>全ての場合を考えて、全て用意するのは、実は、簡単。
>全ての事象を抜き出して、それに発生確率(と言っても想定ですが)を掛けて、
>事務を、極力、シンプルにする。
>間違っていれば、ウェブベンダーのX社に、追加修正して貰えばいい。
http://agora-web.jp/archives/1045804.html

40: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:13:48.90 ID:xK48wpyq
SIerは高く作った方が儲かるからね。顧客予算に入るギリギリに高く提案する。
ユーザがエンジニア集めて自分で作るのが一番効率良いけど、日本の雇用システムじゃ工数の波が大きいシステム開発は無理ゲー。

41: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:18:09.28 ID:AyBd5QRq
顧客に寄り添うのはいいことじゃないの?
勤務時間をちゃんと管理できる前提なら
工数がかかるものにはその分の人手と費用をきちんとかける前提なら

42: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:22:51.43 ID:AyBd5QRq
この手の話が気持ち悪いのは
「日本のメーカーがIT系の画期的商品を次々に発表する」みたいな状況を絶対視してること
ある時期はそういうことができたかもしれないけど
日本より割安で製造することができる国が現れたら、どうにもならない
アメリカのように生み出す側になろうにも、ベンチャーの仕組み自体が違ってどうにもならない
ないものねだりになってる

47: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:48:15.13 ID:1CEPbmpZ
技術者に寄り添った方が良いぞ。
日本の顧客とか世界でまともに相手されない。

48: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:50:25.37 ID:rawh8miI
富士通も研究所の人間は優秀なの多いけどね
顧客に寄り添い過ぎてエッジが効かない技術者が多くなりすぎたのも事実だな

PGは下請けに任せて人月商売のSE業に舵を切った当たりからおかしくなった
金太郎飴が通用しない時代になっちゃったから大手メーカーは厳しい

49: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 21:51:27.14 ID:V1R0W3GG
この人、何を言ってるんかな。
個人相手ならともかく、ビジネスは止められないんだから
枯れた技術でやるべきだろう。

53: 2019/04/08(月) 22:06:19.44 ID:I1plKvNC
>日本の人月商売のITベンダーは「顧客に寄り添う」というフレーズが大好きだ。

 俺も大嫌いな言葉だが、周りで言ってるやつは知らないな。
 お客様の課題を解決するお手伝い、ならよく聞くけど。

61: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 22:37:47.18 ID:/O4HirkB
顧客に寄り添うってのは、トコトン搾り取るまで離さないって事だからなあ

77: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 00:46:58.99 ID:I+kuaNwT
俺、そのSIer企業の社員だが、まさにその通りで、社内にはお客の要件待ちのJAVA屋ばかりだわ
俺AIやってるが、あいつらAI案件は無謀な提案して受注し、尻拭いを丸投げして来やがる。AIは、お客の要件通りには出来ねえんだよ。

78: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 00:57:54.31 ID:Yp8LhZs3
自社でも情シス抱えて、いざとなれば自社でもできるけど
外注してコストダウンする外資系。
自身で業務内容も要件の洗い出しもできていて、ガンガン価格交渉。

自社の情シスはおかざりで、なんも自社ではできず、
外注先のいいなりの情シスな日本の企業。
自社なのに現場の事は一切分からない情シス。権限もナッシング。ベンダーのいいなり値段。

81: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 02:06:10.29 ID:GaSI7/0r
うっかり名刺渡したら定期的に電話してくるようになった居酒屋なみにウザい

85: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 03:54:02.13 ID:QRWQXOyM
ユーザは自分たちの仕事をどうやって効率化したらいいか、分かっていない。
エンジニアは仕様書が与えられれば、まあまあその通りのシステムが作れる。
その橋渡しをする、つまりソリューションを提示して具現化する仕事が必要だ。
ただし、この3者が理想的にマッチすることはあまり無い。
ぼやぼやしているうちに、システムが完成するのを待たずに、業界の仕組みやら
サプライチェーンやらエコシステムやらがガラガラと音を立てて崩壊したり
再構成されたりする。
いやあ、ほんとうに困ったね(棒読み)

90: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 06:03:59.78 ID:yhHtA6lD
顧客目線すらできてないし

101: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 07:46:09.02 ID:10E6UKIr
Salesforceなんかが言っているカスタマーサクセスなんかは、まさに顧客に寄り添うなんだけどね。日本にないのは、ビジネスパートナーになるっていう意識だとおもうよ。
御用聞きが顧客に寄り添うだと思ってきたから今があるわけで、自社製品を今のままでより便利に使ってもらえるようにする。カスタマイズ以外の方法顧客のビジネスロジックに入り込んで行くってのが今あるべきトレンドなんだと思うけどな。

104: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 08:02:07.52 ID:hvT4vS6P
この記事の言わんとする事は空論くさくないか?

顧客のアウトプットイメージを把握し固めていかないと
あとから変更を繰り返す事になるとか言うておった

106: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 08:40:24.62 ID:KJ/X4+EA
自前でシステムエンジニア育てて自前でシステ構築するのが一番

110: 名刺は切らしておりまして 2019/04/09(火) 08:57:44.09 ID:ivo0KMIA
人を雇うにはほぼ永続的な仕事がいる

プロジェクトの炎上が安定財源と工数確保、顧客満足につながれば問題なし

149: 名刺は切らしておりまして 2019/04/11(木) 08:01:29.52 ID:f8wFYtDh
欧州のSIerってどんな業務形態なのか気になる俺がいる
ドイツなんかは日本より労働法規に厳しい上に日本より解雇が困難という経営者にとってやりにくい国だが、
そこでSIer的な業態が成立しうるのかどうか

70: 名刺は切らしておりまして 2019/04/08(月) 23:38:35.88 ID:puYdfFwv
発注側もある程度システムに詳しい奴がいないとぼったくられることになる。
全てSIerに任せるとな。